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初めに

皆様ようこそお越し下さいました。 ワタクシ、詭弁家のRonperと名乗らせて頂いている者であります!
それでは早速、まずはこのサイトの主旨について説明させて頂きましょう。
皆様、嘗てのギリシャには『ソフィスト』という職業が存在したのをご存知でしょうか?

詳しくはWikipediaでも見て頂くとして、まあ要するにですね。彼らは今で言うところの弁護士みたいな連中のことであります。
時は紀元前5世紀頃。なんと当時のギリシャでは、既に『民主主義』が花開いておりました。人々がどうすべきかはちゃんと市民議会で話し合って決め、物事の善悪はちゃんと裁判をやって定める――。二千五百年も前の大昔から、なんとギリシャ人たちは現代社会と何の遜色もない素晴らしいシステムを確立していたのであ〜る!(凄いっしょ!?)

な〜んて言うかと思ったら大間違い!素晴らしき民主主義?現代並の法政制度?と〜んでもない!だって、アレですよ?言っても紀元前5世紀の話です。当時の科学技術のレベルをご想像下さい。神話が真実として信じられていた時代がようやく終わり、

「で、物って結局何で出来てんの?」
「水じゃね?」
「土だろ?」
「火に決まってんだろjk」

とかやり始めた時代のお話であります。科学が発達した今でさえ真偽が疑わしい物事が多いんですから、当時のギリシャの野郎どもなんてもっと、何もかも、本当にな〜んにも分かってなかった!要するにみんな、何にも分からないまま自説を信じて議論し、何にも分からないまま結論を出して生活していたワケです!(オマケに当時の裁判は裁判長無し。裁判員だけの裁判員裁判。素人が主観だけで判断してたんだぜマジかry)正にスピーチの技術だけが物を言う世界!上手く人を説得出来るヤツが口だけで天下を取れてしまう社会だったのであります!

で、そんな事をやってたもんですから流石に野郎どもも気づき始めます。

アレ?もしかして、絶対的に正しい主張なんか何も無いんじゃね?
だって声がデカいヤツが言うと何でも正しくなっちゃうじゃん

『絶対的に正しい物なんか何もなく、それぞれ個人の価値観が違うだけに過ぎない』。『相対主義』の幕開けですね。で、これが更に進むとこうなります。

「あ〜、もう。とにかく相手を論破しちまえばいいじゃねぇか!だって正しい物なんか何もないんだから!言い負かしたモン勝ちじゃぁ!」


道徳を教えるという名目で口喧嘩の勝ち方効果的なスピーチの仕方を教える詭弁家・ソフィストの誕生でありました。以降、彼らは金持ち相手に議論の勝ち方を教えることで莫大な富を手に入れていくこととなります。(後にソクラテスらによってフルボッコにされることになりますが、それはまた別のお話)

さて、ところでこの構図。何かに似ているとは思いませんか? そう、インターネットのブログや掲示板!ちょっと御覧くださいよ。アチコチでメチャメチャ議論が白熱してるのが分かると思います。が、奴らは一体何者なのでしょうか?日がな一日書き込んでるのですから、どうせバカな主婦かニートその道の一線で研究する、我々よりも遥かに優れた専門家である可能性は高くないと推測されます。
そう。 要するに古代ギリシャと同じように、な〜んにも分かってない奴らがアホみたいに自説を盲信自分の正義を強く信じ、それっぽい理由を付けて正論に見せかけようとしているだけなのである!
いや、これは何もネット議論に限ったことじゃない。一つ詭弁を述べさせていただけば、科学的事実に基いてこのように考察すると、「これが正義なのだ!」とか「それはしてはいけないことだ!」とか、或いは「こうすべきだ!」などと主張した瞬間、その理論は一つの例外もなく全てが『詭弁』に過ぎないのだ!現代に於いて最も真理である可能性が高い理論を提供してくれるのは科学的方法論ではありますが、科学は絶対に『正義』や『こうすべき』などという主張を生み出してはくれないのです。

で、もっと暇なアホだった深い思索に耽る時間があったRonperは、ある時ふと思いました。

「コイツら、古代ギリシャから何も進歩してねーんじゃね?」

――コホン。もとい、

「ネット議論なら、今でも詭弁は相当強力な武器になるのではないだろうか?」、と。

詭弁とは要するに、アレです。辞書的な定義はgoo辞典でも見ていただくとして、ここでは『意図的に間違った論理展開を用いて、結論を相手に誤認させる論証法』とでも定義しておきましょうか。
初見では強力な必勝法のように思えるかもしれません。でも、違います。コレ、将棋で言ったらハメ手みたいなモンです。鬼殺しであり早石田であり、パックマンです。トーシロ相手には一方的にボコって無双出来ますが、マジで強い人には使うほど不利にしかなりません。ガチでディベートとかやってる人相手に使うと、全部見破られて手痛いしっぺ返しを食らってボコボコにされることでしょう(笑)。

しかし――、

ネット議論してるアホじゃなくて暇人じゃなくて、

ネット議論している普通の人たちで、そこまでのディベート技術を身に着けている人ってどのくらい居るのでしょうか?

で、Ronperは更に考えた。詭弁が今でもまだ有効だとすると、コレほど面白い見世物はない!
嘗てはギリシャの人たちがドラマを見るように、或いは手品を見るように魅了された、人々を騙くらかす詭弁の技術。それを現代のネット上で再演してみれば、面白おかしく楽しんで読んでくれる人は絶対にいるんじゃないか?少なくとも、Ronperなら絶対に楽しむ!相手がネットで他人を口撃するようなクズならボコっても良心痛まないしね!
と、いうことで。拙いながら私程度の詭弁術でも、人様に見せて楽しませることくらいは出来るんじゃないかと思い、こうして筆を取ろうかと思った次第であります。

論点を逸らし、はぐらかし、弱論を強論に見せかけ、人々を騙くらかして煙に巻く詭弁の技術。
それを更に逆手に取り、あの手この手で相手を追い詰めようとする詭弁家の業――。
嘗てのギリシャで行われていたショーの真似事を、是非ともご一読楽しんで頂ければと思いますm(_ _)m

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